スパークリングの産地、トレントDOCの地に行ってきました

スプマンテ(イタリアのスパークリングワイン)の銘柄である「トレントDOC」。
トレンティーノ・アルトアディジェ州で作られ、シャンパンと同じ製法で作られるスパークリングワインです。
その、トレンティーノ・アルトアディジェ州に行ってきました。

フィレンツェから、トレンティーノ・アルトアディジェ州は、車で約4時間。

今回は、オーダーメイドワインの注文をたくさんいただいたので、その打ち合わせに、モンフォート社まで行ってきました。

トレンティーノ・アルトアディジェ州は、切り立った山々が目の前に迫ります。
フィレンツェに住んでいると、こんなに高い山を目にすることはないので、かなりインパクトがあります。

雲より山の方が高い!

トレンティーノの山

モンフォートとの打ち合わせの後、フェデリコさんが畑を案内してくれました。

ブドウの房の形がはっきりわかるくらい成長しています。

ブドウ

カルミネメデアワインのプロデューサー、カルミネメデア(右)とフェデリコさん(左)。

カルミネメデア

トレンティーノ・アルトアディジェ州といえば、やはり「トレントDOC(ドック)」。
シャンパーニュ製法で作られるスパークリングワインです。

トレントDOCをもっと知るべく、次の日に、視察をしました。

ブドウ畑は、ペルゴラ・トレンティーノと呼ばれるペルゴラ式の畑が多いです。

トレントのブドウ畑

トスカーナでは、コルドン式がほとんどなので、日本からトスカーナにいらっしゃるお客様は、「ブドウの木ってこんなに背が低いんですね!」とおっしゃる方がけっこういます。日本のブドウは、棚仕立てが多いですものね。なので、ペルゴラ仕立ての方がなじみがありますね。

背を高くするのは、理由があります。ブドウの実が、地面にたまる湿気を受けないよう、上の方に実がつくような仕立てにする必要があるからです。トレンティーノ・アルトアディジェ州は、冷涼な気候なので、地面の湿気がそんなにすぐ乾かないのですね。

 

シャンパーニュ製法は、二次発酵を瓶内でおこないますが、熟成の間に瓶を少しずつ回す作業の「ルミアージュ」は、手作業のところと、機械でおこなうところがあります。

手作業用の瓶の熟成↓

ルミアージュ

ルミアージュをおこなう機械↓

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瓶内二次発酵をおこなったスプマンテの泡は、きめ細かく、泡の舌触りがデリケートになります。

トレントDOCのオフィシャルロゴのタイトルは、「山の泡」。

まさに山から作られる泡で、山の青々とした芝や、ハーブや木々、切り立った岩山のようなミネラルが感じられる泡です。

やはり、その土地に行くと、そのワインがより深く理解できるなと実感した出張でした。

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yuka

yuka

イタリアはフィレンツェ在住15年。イタリア公認ソムリエ。 カルミネメデアワインのバイヤー。 ワインとチーズとパンをこよなく愛する。