カステッリーナ・イン・キャンティ村のワイン祭りに行ってきました

先週末、キャンティクラシコ地方の村のひとつ、カステッリーナ・イン・キャンティで行われた「ペンテコステ」というワイン祭りに行ってきました。

ペンテコステ」とは、聖霊降臨の日で、イースターから50日目にあたる日曜日です。イースターは、移動祝日ですので、ペンテコステの日も毎年異なります。
このペンテコステの日に、毎年行われるのが、このカステッリーナ・イン・キャンティ村のワイン祭り。

 

カステッリーナ・イン・キャンティの村は、中世の街並みが残っていますが、中心街は、500メートルくらいのメイン通りのみという小さな村です。
このメイン通りと並行して、中世の城壁の下をくぐるトンネルのようなものが残っています。
このトンネルがなんともいえない雰囲気があり、中世にトリップしたかのように思わせる情緒ある場所です。

 

さて、本題のワイン祭りですが、これは、カステッリーナ・イン・キャンティ地区にあるワイナリーがブースを出し、参加者はワインの試飲が思う存分できるというイベント。
今年は、5月20日がペンテコステにあたりましたので、この日に行われました。
場所は、村のトンネルの中。

中世のおもむきの中、ワインを飲むのもオツなものです。

39社のワイナリーがブースを出していました。

ペンテコステのワイン祭り

 

まずは、カルミネメデアワインで一押しの「セトリオーロ」へ。

大きな卵型の陶器で熟成させたというメルロー100%のワインが、イベント内でも話題になっていて、うわさを聞きつけて試飲に来た人でにぎわっていました。
「イギリスのインポーターに依頼されて、そのインポーター用限定に作った」と、オーナーのスザンナさん。

セトリオーロ

スザンナさんは、おだやかな人柄なのですが、メインのキャンティクラシコは、その人柄がにじみ出ている味わいです。

セトリオーロ

 

次に、カルミネメデアワインのオリジナルワインを作っている「スパルヴィエーロ」へ。
マネージャーのフィリッポさんは、サーブに忙しそうで、あまりお話しはできませんでしたが、試飲はしっかりとしてきました。

フィリッポ

酸味がちょうどよく、食事がすすむキャンティクラシコのよさが発揮された味わいです。

 

確固たる実力のワイナリー、ブランカイア
いままでは、樽のニュアンスがきつく、個人的には飲み疲れてしまう感じだったのですが、樽のきつい感じはなく、ワイナリーを訪れてみたくなりました。

ブランカイア

 

その隣のブースのフォンテルートリ
ここは、ワイナリーツアーに何度か行ったことがありますが、やはり貴族が作るワインの味わいは安定しています。

フォンテルートリ

 

自然派のボンドンノ
ここは、お客様のリクエストで、訪問したことがあるのですが、自然への愛情とワイン造りの情熱を感じ、好きになったワイナリーです。

ボンドンノ

 

こちらもビオでやっているコンカドーロ
実は、ここが今回の一番のお気に入りでした。

コンカドーロ

 

普段よく飲むカステッラーレ
きれいな酸味が好きです。

カステッラーレ

 

大手のロッカ・デル・マチエ
ここは、道沿いにあるブドウ畑があまりにもきれいなので、その美しさにふらっと立ち寄る人も多いワイナリーです。
品揃えもたくさんあり、ワインのツーリストスポットにもなっている場所です。

ロッカデルマチエ

 

リリアーノ
ここは、セトリオーロのすぐ近くにあるワイナリーです。
味わいも共通するところもあります。

リリアーノ

 

途中、バンドの演奏もあり、小さな村全体がお祭りとなるこのイベント。

ペンテコステのワイン祭り

 

この後、10社ほど試飲をしましたが、この辺までくると、周りもかなり騒がしくなり、飲み会状態になってくるので、気分も上々で、あまりまじめに試飲していないので省略。

ワインを好きな人はもちろん楽しめますが、ワインをあまり知らない人、ワインを普段飲まない人には、ワインを好きになるきっかけとなってくれるような、そんな温かさのあるイベントです。

最初のふたつの、セトリオーロと、カルミネメデアオリジナルのキャンティクラシコは、下記から。

セトリオーロ
セトリオーロ キャンティ・クラシコ

カルミネメデアキャンティクラシコ
カルミネメデア キャンティ・クラシコ

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yuka

yuka

イタリアはフィレンツェ在住15年。イタリア公認ソムリエ。 カルミネメデアワインのバイヤー。 ワインとチーズとパンをこよなく愛する。