イタリア、エミリア・ロマーニャ州 のDOCG

イタリアの中で、最も肥沃な土地を持ち、平野に富むエミリア・ロマーニャ州。

気候は冬と夏の温度差が大きい大陸性気候ですが、 海岸に近いところではその差が海によって和らげられています。

エミリア・ロマーニャ州のDOCG

エミリア・ロマーニャ州といえば、微発泡性のランブルスコが有名ですね。

ランブルスコは、DOCになので、まずは、DOCGからご紹介。

 

アルバーナ・ディ・ロマーナ Albana di Romagna

アルバーナ種100%の白ワイン。

セッコ(辛口)、アマービレ(中甘口)、ドルチェ(甘口)、パッシートがあります。

スプマンテもあります。

辛口のものは魚料理、特に甲殻類とマリアージュします。
魚介のスープや、鶏肉のジュレなんかもいいですね。

アマービレ、ドルチェ、パッシートは、食後のデザートワインです。

エミリアロマーニャでは、チャンベッラと合わせるのがオススメとされています。
チャンベッラとは、ドーナツ型をしたイタリアのパウンドケーキです。

究極のマリアージュは、アルバーナ・ディ・ロマーナのパッシートと、洞穴で熟成したフォッサチーズに栗のハチミツをかけて食べる!

 

コッリ・ボロネーゼ・クラシコ・ピノレットColli Bolognesi  Classico Pignoletto

ピノレットは、この地方の土着品種の白ブドウで、「ボローニャの丘の王様」ともいわれている品種です。

1世紀に、すでにこのブドウについて書かれている書物があるとのことですので、古代ローマ人からあるブドウ品種なのですね!

コッリ・ボロネーゼ・クラシコ・ピノレットは、辛口の白ワインで、デリケートでフルーティーで軽やかです。
魚料理やフレッシュなチーズとマリアージュします。
この地方の名物料理の「トステッリーニ・イン・ブロード」、指輪型の詰め物パスタをブイヨンのスープの中に入れた料理が、クラシックなマリアージュといわれています。

 

ランブルスコは、日本で最近ブームになるほど、ポピュラーなワインになりましたので、DOCですが、ちょっと追記を。

ランブルスコ種から作られる微発泡性のワインで、基本的に赤ワインですが、ヴィニフィカート・イン・ビアンコ版(ブラン・デュ・ノワールタイプ)の白やロゼもあります。

標高の低い土地での栽培に適したランブルスコ種。

・ランブルスコ・ディ・ソルバーラLambruso di Sorbara
・ランブルスコ・グラスパロッサ・ディ・カステルヴェートロLambrusco Grasparossa di Castelvetro
・ランブルスコ・ディ・サラミーノ・ディ・ サンタクローチェLambrusco Salamino di Santacroce
の3種類があります。

いずれも弱発砲性ワインで、イチゴやプラム、 花系のアロマがあり、フルーティな飲み口。
ランブルスコと、エミリア・ロマーニャ特産のパルマハムや、モルタデッラ(ボローニャソーセージ)、パルミジャーノチーズのマリアージュは、王道中の王道。

「ワインは、その地方の食べものと合わせるのが一番おいしい」という見本のようなマリアージュです。

パルミジャーノチーズ

モルタデッラ

エミリア・ロマーニャ州は、グルメの州といわれ、特産物や名物料理がたくさんあるので、食べものの話になってしまいましたが、ぜひ、エミリア・ロマーニャのワインと食べものをマリアージュさせてみてください♪

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yuka

yuka

イタリアはフィレンツェ在住15年。イタリア公認ソムリエ。 カルミネメデアワインのワインのセレクト担当。 ワインとチーズとパンをこよなく愛する。

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