土によって、ワインの味はどう変わる?

ワインの味を決める重要な要素は、土壌です。

でも、どんな土がいいのでしょうか。
いまいちピンとこない方も多いのではないでしょうか。

下記のコップに入っている土は、「粘土質」の土。

 

粘土質の土

ワインは、フェラガモ社のカスティリオン・デル・ボスコの「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」。この粘土質でそだったブドウでできたワインで、若々しく、果実味たっぷりのワインです。

次は、石灰質の土。

石灰質の土

少し白っぽいですね。
石のような感じで、堅いです。こんなところで植物が育つのかと思いますが、ブドウはもともと中東の乾燥地帯で生まれた植物ですので、乾燥を好みます。水はけがよい土の方がおいしいワインができます。

ワインは、フェラガモ社のカスティリオン・デル・ボスコの「ブルネロ・ディ・モンタルチーノ カンポ・デル・ドラゴ」。ブドウにとってよい土の畑のみで作られる単一畑のワインです。

 

そして、「ガレストロ」の土。

ガレストロの土

 

「ガレストロ」は、トスカーナ特有の土で、石灰岩と泥灰岩の土です。堅そうに見えますが、手でパッキっと折れるもろい石です。
とても水はけがよく、ブドウの根が栄養分を求めて下へ下へ伸びていくので、土の下の方のミネラル分を吸収でき、おいしいワインができます。
ワインは、フェラガモ社のカスティリオン・デル・ボスコの「ブルネロ・ディ・モンタルチーノ」。
ブルネロ・ディ・モンタルチーノは、このガレストロの土で偉大なワインとなります。

 

石灰質の土で育った「カンポ・デル・ドラゴ」を試飲しました。

カンポデルドラゴ

 

濃いルビーレッドの色調で、芳醇で凝縮感のあるアロマが漂ってきます。
タンニンはやわらかくて、しっかりとしたストラクチャーです。
きれいな酸味もあります。

やはり、ブドウは、植物ですものね。
まずは土が大切です!

ご紹介したフェラガモ社のカスティリオン・デル・ボスコのワインは、こちらから

 

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yuka

yuka

イタリアはフィレンツェ在住15年。イタリア公認ソムリエ。 カルミネメデアワインのバイヤー。 ワインとチーズとパンをこよなく愛する。