イタリアワインの代表ともいえる赤ワインの「キャンティ・クラシコ」。
その地域は、フィレンツェとシエナの間にあります。
広さにして7万ヘクタール。
7万ヘクタールって、どのくらい大きいのでしょうか。ピンときませんね。
調べてみたら、東京ドーム約1万4900個分!
そうとう広いですね。
7万ヘクタールのうち、約7200ヘクタールがキャンティ・クラシコ・ワインのブドウ畑になっています。
ということは、10分の1ですね。
意外と、割合は少ないのですね。
「キャンティ・クラシコ地域」というのは、「キャンティ・クラシコワインが作られる地域」という意味です。
キャンティ・クラシコ地域は、広いので、キャンティ・クラシコワインといっても味はさまざま。
そこで、出てくるのが、市の名前。
下記は、市全体がキャンティ・クラシコ地域になっています。
カステッリーナ・イン・キャンティ
グレーヴェ・イン・キャンティ
ラッダ・イン・キャンティ
ガイオーレ・イン・キャンティ
下記の市は、市の一部がキャンティ・クラシコ地域になっています。
サンカッシャーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーザ
タヴァルネッレ・ヴァル・ディ・ペーザ
ポジボンシ
バルベリーノ・ヴァル・デルザ
カステルノーヴォ・ベラルデンガ
それぞれの市をわかりやすく地図にしました。
「キャンティ・クラシコ」ワインというときに、どこの市かというのもポイントになってきます。
場所が変わると土壌、気候、標高も変わりますので、キャンティ・クラシコを飲むときは、どこの市なのかというのを気にして飲むと、どこの場所が自分の好みなのかがわかってきます。
市の名前は、裏のエチケットに記載してありますので、見てみてください。
カルミネメデアワインで、セレクトした「キャンティ・クラシコ」ワインは、カステッリーナ・イン・キャンティのものです。
カステッリーナ・イン・キャンティでは、酸味がきれいで、エレガントなキャンティ・クラシコができます。
果実味豊かで、バランスがとれていて、エレガント。
日本未入荷の小さな作り手「セトリオーロ」のキャンティ・クラシコ

yuka

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